もっと英語が喋れるようになりたい!
でも目的もなく教科書やテキストに沿って、現実味のない単語や文章を勉強しててもちっとも頭に入って来ませんね😭
そこで、ちょっとした豆知識にもなり、ちょっとした旅行気分も味わえる小ネタで英語を勉強するシリーズを始めることにします✌️
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ではでは、前置きが長くなりましたが本日のお題「ロンドン橋落ちる♪」です。
♬ London Bridge is falling down,
falling down, falling down,
London Bridge is falling down,
My fair lady ♬
とても有名な歌ですね。
意味は、
「ロンドン橋落ちちゃうよ、落ちちゃうよ、落ちちゃうよ、
ロンドン橋落ちちゃうよ、美しい私の女性よ」
つまり、
「ロンドン橋が間も無く落ちそうですが、いかが致しましょうか、女王陛下?」
と家臣がお伺いを立てている訳です。
ロンドン橋は火災や大嵐、ヴァイキングの侵入などによって何度も落ちているそうです。(1209年に今の石橋になってからは一度も落ちていない)
歌詞の続きを見てみると、
1番の歌詞:
Built it up with wood and clay
(木と粘土で再建せよ)
Wood and clay will wash away
(雨風で容易に崩れ落ちてしまいます)
2番の歌詞:
Built it up with silver and gold
(では金銀を使いましょう)
Gold and silver I have none
(我が国に金銀などございません)
3番の歌詞:
Built it up with iron bars
(では鉄の棒をお使いなさい)
・・・
(無言の了解)
と言うことで、1209年までは鉄の棒で長く耐え忍んだものの、サビやたわみでまたしても落ちそうになったため、とうとう1209年に元々の橋が完全に崩れ落ちる前に隣に現在の石橋を作ったそうです。
その後、1750年にウェストミンスター橋ができるまではこの橋が唯一のテムズ川を渡る橋だったため、交通渋滞がひどく、それを解消するべく右側通行にし、通行料を徴収することにしたのがイギリスで初めての交通規則だったそうです。
また、この時の通行料は資産として今でも市に保有管理され、市が保有する5つの橋の修繕費が賄われるだけでなく、グレーター・ロンドン(大ロンドン)地域の慈善活動にも活用されているとのこと。
2022年9月8日、エリザベス2世の崩御に伴い、王室と政府が「London Bridge is down」(ロンドン橋が落ちた)と伝え、ロンドン橋計画が実行されることになったのは記憶に新しいですが、何度も落ちている橋の修復計画を、その度ごとに女王陛下に委ねるところもイギリスならではですね。
この投稿を読んでイギリスに旅してみたくなった方はぜひ、一緒に英語でイギリスの歴史についてもっと深く学びませんか😊
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旅気分で英語を学ぼう!〜ロンドンの歴史編〜
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